昨日は9時から15時過ぎまで、
相続関係の手続きで金融機関を回っていました。
金融機関の相続手続きでは、まず、亡くなった方の口座を
停止する手続を行います。いわゆる、「凍結」です。
皆さんよく勘違いされているのですが、
金融機関の口座は、
こちらから何かアクションを起こさない限り、
亡くなった方の口座が凍結されるということはありません。
まぁ、よっぽどの有名人であったり、
新聞のお悔やみ欄に掲載されたりする方は別として、
金融機関に亡くなったということが知らされない限り、
口座は普通に動かすことができます。
被相続人が亡くなった後、凍結されないままだと、
遺産分割協議が済んでないのに、
相続人それぞれが勝手にお金を下ろしてしまった、
なんてことも無きにしもあらず。
というわけで、金融機関の相続手続きをお手伝いするときは、
諸事情を確認した上で、まず凍結させて頂くことになります。
今回は3行あったので、駅前から順番に手続きを進めました。
写真はある銀行での手続き待ちにパチリとしたもの。
待ち始めた時は6人待ちだったんですが、
写真の通り10分くらい画面前で待っていて、
この後銀行の相続センターの方とテレビ電話で手続きについて
色々とお話させて頂き、書類をもらって次のステップに進むという流れ。
こんな感じで、窓口で相続手続きについて確認しながら進めていきますが、
初回の手続きには各金融機関1時間半から2時間ぐらいかかることが多いです。
そして、各機関それぞれ相続手続きの方法が異なりますので、それぞれに応じて手続きを進めていくことになります。
場合によっては2回、3回と窓口に伺うこともありますし、
事前予約制になっているところもありますから、
なかなか手続きが終わらなくて困っているということも伺います。
費用対効果や時間的なことを考えると、専門家に任せた方がよかったと思う前に、まずはご相談ください。
年内は28日(土)まで、年明けは6日(月)の営業です。