先ほど、私、三原が後見人を務めている方が入院している病院の看護部長から電話がありました。
容態が悪くなったのかと、一瞬ドキッとしましたが、そうではなく、インフルエンザの予防接種のお話。
接種しますかしませんかの判断への同意をするかどうかの確認でした。
先方も心得ていらっしゃいますから、一応お聞きしていますとのことでしたが、
これは、いつも頭を悩ませる問題です。
現状、成年後見人には医療行為への同意権はありません。
改正の動きもあるようですが、同意権があったとしても、医療行為への同意は人一人の命がかかりますから簡単にできるものではありませんよね。
家族ではなく、財産管理や身上監護をしているだけの立場の者が、命の判断などできるものではないんです。
たかが予防接種ぐらいいいのでは?とも思いますが、予防接種をしたことで、余計な負担がかかる場合もありますし、しなかったことで、インフルエンザにかかってしまい・・・ということだってあるわけです。
結局のところ、主治医の判断にお任せしますとしか言えないんですよね。
従来から毎年予防接種を受けていた等の話があれば、まだ判断のしようがあるのですが、そのような様子もなければもうイエスともノーとも言わないとしかね。
本当に難しいです。
*********************************
<近日開催の相続・遺言無料セミナー&個別相談会予定>
※事前予約制
〇相続/遺言/後見個別無料相談会
日時:12月9日(土)9時15分~12時
1組40分程度を予定(事前予約制で順番にお呼びします。)
会場:茅ヶ崎市勤労市民会館 3階CD会議室
※会場へのお問合せはご遠慮ください。
ご予約&お問い合わせは
0467-84-2466 まで
メールの場合は→sn@shonan-nagisa.net へ
**********************************