世間では春休みに入っているのに、こう寒いとイヤになりますね。
昨日、お手伝いしている知的障がいの女性の、施設担当と、本人と、親御さんと後見人の私で、個別支援計画の見直しをしてきました。
ご本人が何を望んでいて、どうしたいのか。
周りの人達にどのようなサポートを望んでいるのか、
具体的に色々と話し合って、最善の方法を見つけるんです。
このお手伝いは、自分ばっかり突っ走っても、どうしようもありません。
後見人一人では何も出来ませんから、それぞれの立場の人達と協力して、どうしたら本人に一番良い環境を提供できるかにつきます。
そして大事なのは本人がどうしたいかってことなんだけど、
すべて思い通りにやってもらっては、どうしても別のところにしわ寄せがきてしまい、
それが本人のためにならないから、やってもらえないことがあること。
かなりジレンマに陥ります。
正直言って、かなり好き勝手に生きてきている私が、財産管理を任せられていて、それでいいのかと思うことも。
人のことだから逆にできるんだと、開き直っていますが、本当に、将来安心して暮らしていけるだけのことはしてあげたい、その一心でやらせていただいています。
何が彼女にとって最善なのか。
答えを見つけたと思っても、それが正解かどうか誰もわからないんです。
つい、そればかり考えてしまっていて・・・
子供を育てたことはありませんが、世の中の親御さん達はみんなこんな気持ちなのかなと思う今日この頃です。
あっでも、後見人の仕事は財産管理と身上監護ですから、そんな気持ちにならない方が、逆に冷静に判断できるのかな。
本当に難しいです。