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つらい現実

以前、「独身の弟が末期ガンで長くないから、遺言のことを相談したい」との、お姉様からのご相談で、弟様が入院している病院に伺い、弟様の遺言作成意思を確認して、10日程で公正証書遺言作成をしたことがありました。

この姉弟には、もう一人兄がいて、このお二人と非常に折り合いが悪く、弟様は「兄貴には一銭も渡したくない。全部姉に任せる」との気持ちが強かったので、特に問題はありませんでした。

今回、似たようなケースで、末期ガンの弟から財産管理を一切任されているお兄さんから、「弟の遺言の件で」と相談がありました。

そのお兄様は弟様の不動産の権利証も預かっていて、定期的にお見舞いにも行っています。 弟様は「今までほとんど関わりもないし、見舞いにも来ない 甥・姪には財産をやりたくない」と言っていた、とのことでしたので、まずはお兄様に、弟様の遺言作成意思を確かめて頂くことになりました。

今回も、お兄様から伺っていた状況から、まず間違いなく弟様は遺言を作成されるだろうと思っていたのですが、状況が一変してしまったのです。

自分の遺言のことを切り出した兄に向い、「俺が死ぬのを待っているのか!?」と反発した弟様。 会話の途中で、それ以上の話を聞くことを拒絶されてしまった とのことでした。

こういう経験は初めてではないのですが、なんともやり切れない、悲しい気持ちになります。

誰しも、自分が本当に病気になってしまった時、しかも、もう助かる見込みがないとわかってしまった時に、自分が死んだ後の話などされたくありません。 「お前は財産をねらっているのか?」と言いたくもなるでしょう。

でも、弟様が、自身の遺言のことを健康な時にきちんと考えていたらどうだったでしょう? 安心して、後のことをお兄様に託せたはずなんです。 「財産をねらっているのか!?」なんて、悲しいことを言わずに済んだはずなんです。

そして、お兄様も、日に日に弱っていく弟に、遺言の話を切り出さずに済んだんです。

遺言のお話をすると、「自分にはまだ早い」という方が大勢いらっしゃいますが、決して早すぎることはありません。 逆に、今回のケースのように「遅すぎた」、ということになってしまうのです。

皆さんも、自分が死ぬ前に、こんな悲しい思いをしないように、もう少し真剣に、遺言のことを考えてみませんか・・・?

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